四柱推命術五大祕傳集
は じ め に
本書にぁる内容は、四柱推命術の最高の奥義であり秘伝です。故に、あくまでも命式を出した上で、
五行の強弱 (命式の天干の各五行の強弱)
格 局 (命式の内格・外格の区別)
用 神 (命式の目のつけ所となる天干・体神に対する用神)
喜 忌 (命式における喜神と忌神)
の五条件を完全に理解し、表出できる人のみが読まれて、はじめて推命術の秘伝としての価値がでるものです。故に初学者は、次の書を順序よく(番号順)研究したうえで、本書に入つて始めてくださることを切望します。
1 四柱稚命活用秘儀(中國四柱推命秘訣 武陵出版 中譯本)
2 四柱推命十干秘解(四柱推命十干秘解 武陵出版 中譯本)
3 四柱推命術奥儀
4 四柱推命術極秘伝
5 四柱推命術密儀
(以上すべて香草社刊)
なお本書は、中国命学専門の門派である明澄派十三代の当主・張耀文氏が、四柱推命術を研究するりえに、ぜひとも欠くことのできない推命術の奥義を、古今の推倉荷の著書より新たに抜本編纂した、推命術の秘伝集です。なお、これらの老者の原書は今日、だれにも手がるに入手できますし、すこし漢文の読める人なら比較的らくに理解できます。しかし、それはあくまでも原書の文章の表面上のことだけです。その文章のうちに秘められた、深遠な意味、著者の苦心した秘法はとても一般の人に読みとれるものではありません。
そうしたために、いかに名者があっても、それを正しく本当に理解しつくすことが不可能なのです。まして、それらの名著は、大部な内容です。全文が秘伝・必要な知識とはかぎりません。むしろ、名著ほど、ある一ヵ所にのみがすばらしい秘伝・口訣がかくされている、というようなことです。
本書は以上のような意味からいって、完壁とまでいえる内容がもりこんであります。編纂抜華は、推命の当代随一の張耀文氏が古今の命学書よりしたものです。その上、前述した、表面上の漢文の解説や訳ではありません。文章の表にかくされたあらゆる意を、新たに補筆し、その上に解説と挙例をあげて究明しています。
本書によって、推命術の奥義、十干の特性、命式の吉凶成敗の審事が、たな
ごころをさすがごとく容易にできるようになります。
また、本書を再版するにあたり新しく、十干の特性についての新研究をとりあげました。さらに実際の鑑定例をのせ、特に中国の原文の写真版による正式鑑定書をのせ、読者の参考に供するよう増補しました。
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『參贊化育,旋轉乾坤,宇宙在手,是名真人。』